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 夕刊について「あれでしょ?なんか懸賞がすごい当たりやすいやつでしょ?」(読む人が少ないし読み捨てが多いから)ということしか知らないぼくだが、珍しく夕刊を買ってきた。
 2017年3月11日の朝日新聞夕刊である。
 コンビニでは夕刊の取り扱いがなかったので、駅のキヨスクで見つけて買った。お値段50円である。夕刊ってそんなに安いのか!とびっくりしたのだが、まあそれはさておいて。

 なにが目当てだったかというと、これである。


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 中面にある、映画『この世界の片隅に』全15段広告。(1ページまるまるの全面広告のことを新聞・広告用語で全15段広告と言います)
 しかもこれ、このあとも3ページ『この世界の片隅に』の全15段広告が続く。すなわち、じつに4面にわたって広告が打たれているのである。
 この日の朝日新聞夕刊が全部で12面(12ページ)だから、じつに3分の1は『この世界の片隅に』で占められていることになる。もう夕刊っていうかほぼ特集号じゃん。


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 すでに映画を観た人ならグッときてしまうこと間違いなしの、この見開き。まだ観ていない人も、ここまでドーンと出されると気になるに違いない。
 小規模公開から始まった『この世界の片隅に』がヒットしていった過程なども改めて特集されており、とても読み応えがある。
 たった50円の夕刊だが、ファンとしては永久保存モノである。


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 各種の受賞歴も、こうやって改めて並べられると「すごいなあ」と思わざるを得ない。
 まあ、賞を取ったからすごいわけではなくて、すごい映画だから賞を取ったわけだが、とにかくすごい。

 ちなみにこの夕刊、ぼくは2部買った。
 ひとつは自分用で、もうひとつは『この世界の片隅に』のBlu-rayが出たらパンフレットなどと一緒に広島の実家に贈るという計画があるので、そのときにセットで入れる用である。



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 公開からかなり月日が経ったものの、日本アカデミー賞の受賞効果なども手伝い、上映の勢いはいまだ衰えない『この世界の片隅に』。
 まだ観ていないという人は、映画館でぜひ。