TOKIO 20th Anniversary Live Tour HEART [DVD]
TOKIO
(株)ジェイ・ストーム
2015-01-28



 2016年5月8日放送『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系列 19:00-)において、「出張DASH村」のコーナーで熊本県の新たまねぎ農家が取り上げられた。

 ロケ日は4月11日で、最大震度7を観測した熊本地震前震のなんと3日前
 ロケ直後の震災。どのように編集し放送するのか、多くの人が注目した。震源に近い下益城郡に妻の実家があるぼくもそのひとりである。


 で、結論から言えば、めちゃくちゃよかった。
 鉄腕DASHは、ヘンに悲壮感を演出することも、過剰に応援ムードを押しつけることもせず、いつもの鉄腕DASHのまま熊本をさりげなく応援してくれた。
 「熊本は大変だけど、みんながんばってるみたいだよ。今回もいい農家さんにいっぱい出会ったよ。そんでやっぱ熊本の野菜めっちゃウマいからみんな食おうぜ!みたいな感じに。

 Twitterでも、この日の放送内容を絶賛する人の声をいくつも見かけることができた。





 コーナー内では、この日の放送で出た農家さんだけでなく、過去に関わった熊本の人々の声も電話取材して紹介してくれていた。
 その紹介の仕方も、「震災でしんどくて困っています……」というよりは「まあ大変は大変だけど、今年もウマい野菜できてるから食ってくれよな!」という前向きなスタンスで統一されていた。
 現地の状況を考慮し電話取材のみに留めた、というのも視聴者からの評価が高い。



 こんな声も。
 アンテナショップではないが、熊本県内には立派な道の駅が多い。被害が大きかった地域でも普通に営業している道の駅はけっこうあるので、ぜひ行ってみてほしい。
 我が家はゴールデンウイークの帰省で宇土マリーナに行ってきた。




 日本全国の各地域と深い関わりを持ち、その事情を熟知している鉄腕DASHだからこそできた放送だった、という声がとても多い。そこらの番組には決してマネできないことだ。




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 ぼくはこのゴールデンウイーク、熊本に帰省して益城町の現状を見てきた。
 はっきり言ってしまうと、本当に「惨状」である。花束も用意できず手近な草花だけが添えられた、かつて民家だったと思われる瓦礫の山をいくつも見た。

 でも、そんなことをテレビでいちいち言って、全国のみんなに悲しみをムリヤリ背負わせる必要なんてないのだ。
 悲しむだけの人が増えるよりは、「熊本なんて遠いしあんま興味ないけど、この前TOKIOがウマそうに熊本産の野菜食ってたから今度スーパーで買ってみようかな」みたいな人が増えてくれたほうがいいに決まっている。
 鉄腕DASHは自然にそれができる日本でおそらく唯一のテレビ番組であり、そして実際にそれをやってくれた。

 また、妻の実家も、みんなでこの日の放送を見て喜んでいた。元気な熊本の姿が全国放送に映ることは、地元の人たちにとっても大きな励ましになったみたいだ。
 被害の大きかった益城エリアは熊本県内でも特に農家が多い地域なので、鉄腕DASHをふだんから観ている家庭はとても多い。


 さすがです、ありがとう、と言うほかない、すばらしすぎる鉄腕DASHの姿勢。
 これからも大ファンとして視聴し続けようと改めて思わせてくれた放送内容だった。