ゲムぼく。

ゲームはぼくの人生だ。略して「ゲムぼく。」
ゲーム中心の趣味ブログ。

 ホテルに泊まると浴室でよく見かけるのが、押すとシャンプーやリンスやボディソープが出てくる壁のアレである。


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 こんなアレ。きっとあなたも何度か見たことがあるだろう。
 別に中身はいたって平凡なシャンプーやリンスなのだが、妙なワクワクとロマンがある。これがたとえば自宅にもあったら、毎日のバスタイムが楽しくなりそうな気がする。気がしませんか。気がすることにしましょう。

 しかし、こういうものって業務用の設備だと思うので、なかなか一般家庭で買えるようなものはないんじゃないか……
 と思っていたのだが、あった。調べてみたらすぐあった。
 モノの名前としては、それは「壁掛け式ソープディスペンサー」「ウォールポンプ」などというらしい。

 工具取り付け式と吸盤式、シングルタイプやダブルタイプなど、さまざまな種類があるようだ。
 ホテルのアレに憧れる身としてはやはりトリプルタイプが理想だが……
 やっぱり、トリプルともなるとそれなりの耐荷重性能が必要なこともあり、なかなか高価なモノが多い。6,000円以上、ヘタしたら10,000円超えも珍しくない。
 デザイン重視か機能重視か洗いやすさ重視かなどの観点もあり、どれか試しに買うにしても、けっこう考える必要がありそうだ。


 ちなみにぼくの目標は、ゆくゆくはドリンクバーよろしく、さまざまなシャンプーを気軽に楽しめて気分によっては混ぜちゃうこともできる、夢のお風呂空間を作ることである。もっと言えば、将来やってくるであろう恐るべきハゲの波に備え、いまのうちから自分だけのオリジナルブレンド育毛シャンプーを開発しておくことである。
 さあ、あなたも一緒に夢を追いかけてみませんか。 

 一般的なスーパーやコンビニで購入できるパンについて、その点数や1点あたりの金額効率をまとめたものだ。その記事では、ダブルソフトなどの食パン類は全体的に効率がいいことなどが明らかになった。

 しかし、「一般的なスーパーやコンビニ」という枠を取っぱらい、ある特定の店に話を限れば、パン以外でも点数がつく商品を購入できることをご存じだろうか。
 コンビニをよく利用する人ならピンときたかもしれない。そう、デイリーヤマザキである。


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出典:http://oyamazaki.info/archives/746

 デイリーヤマザキは、言わずもがな山崎製パンが運営するコンビニチェーンである。
 ヤマザキのパンが豊富に扱われているのはもちろんだが、重要なのは、プライベートブランドの弁当・おにぎり・サンドイッチなども多く売られていること。それらのなかに、点数効率の高い商品がいくつか存在するのだ。
 

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 たまたま出張で泊まったホテルの近くにデイリーヤマザキがあったので、夕食と翌日の朝食を点数効率の高い商品だけで買い揃えてみた例。税込1,026円で10.5点を獲得できた。
 この中でも特に点数効率が高いのはおにぎりとスイーツで、198円で2.5点。すなわち1点あたり79.2円。これはロイヤルブレッドゴールドなどの最強クラスには及ばないが、ダブルソフトや超芳醇特撰にほぼ近い高効率だ。




 2016ヤマザキ春のパン祭りも、いよいよあと数週間。
 もし近所や通勤・通学路にデイリーヤマザキがある人は、パンだけでなく、弁当やおにぎり・サンドイッチも活用したラストスパートを図ってはいかがだろうか。
 ぼくは2泊3日の出張で昼食以外をすべてデイリーヤマザキに捧げ、出張中だけでお皿1枚分(25ポイント)を集めきった。さすがにやりすぎな気もするが、個人的には大満足である。

ぴんく-1ぐらんぷり [DVD]
ぴんくおばちゃん
2016-04-29


 ちんこなぞかけ(紺野ぶるま)があるなら、おっぱいなぞかけがあってもいいじゃないか!
 どんなお題でもおっぱいでときます。


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カフェとかけて、
おっぱいととく。
そのこころは、
すいーつきます。


鉛筆とかけて、
おっぱいととく。
そのこころは、
先の硬さや黒さはいろいろです。


ラジオとかけて、
おっぱいととく。
そのこころは、
つまんで回して感度を高めます。


お寺とかけて、
おっぱいととく。
そのこころは、
ぼうさんをしごきます。


ジュースとかけて、
おっぱいととく。
ぎゅっと挟んで汁を出す。


ゴルフとかけて、
おっぱいととく。
そのこころは、
パットでいいカップをめざします。


政治とかけて、
おっぱいととく。
そのこころは、
右と左のバランスが大切です。


電車とかけて、
おっぱいととく。
そのこころは、
ぎゅうぎゅうに挟んだり、えきを飛ばしたりします。


機械とかけて、
おっぱいととく。
そのこころは、
けっかんが多いと評判はいまいちです。


日本経済とかけて、
おっぱいととく。
そのこころは、
すいたいと言わざるを得ません。




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 芸能人・政治家の不倫報道が相次げばすぐに不倫作品セールを行い、結婚報道が相次げば人妻作品セールを行い、同性婚などのジェンダー問題が話題になればレズ物セールを行い、五輪の時期になればスポーツ物セールを行ってくれるDMM!さすが俺たちのDMM!

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両成敗(初回生産限定盤)
ゲスの極み乙女。
2016-01-13

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 ビジネスホテル。

 それはわずか数千円から一万円で手に入る楽園である。現代日本における自由の象徴である。
 特に家庭を持つサラリーマンなどは、家事・育児からも会社の飲み会からも解放され、ビジネスホテルでの一夜をさぞエンジョイしていることだろう。


 そこで今回は、都内で働くサラリーマン延べ10,000人に、「ビジネスホテルで必ずやることは?」というアンケートを実施した(複数回答可)。
 疲労やストレスの多そうな現代の会社員。彼らはどのようにビジネスホテルでの自由を満喫しているのだろうか。

 アンケート結果から得られたベスト10を、10位から順に紹介していく。



10位:とりあえず全裸(1,617票)

・部屋に入って鍵を閉めたらすぐ脱ぎます(28歳・男性)
・とりあえずビールととりあえず全裸は社会人の常識(28歳・男性)
・気分によっては全裸にネクタイだけ残すことも(28歳・男性)


9位:テレビでローカル番組・ローカルCMを探す(2,791票

・「えっ!?この芸人ここで生き延びてたのか!」みたいな発見がある(28歳・男性)
・民放の数が実家より少ないと「勝った」と思う(28歳・男性)
・ホテルニューぅあーわーじぃー(28歳・男性)


8位:コンビニで買い込んだ食べ物・飲み物を持て余す(3,880票)

・ぼくにはあり余る。ハッピーターンがあり余る(28歳・男性)
・少し贅沢をしすぎたみたいだ(28歳・男性)
・死に物狂いで食べ急いでんだ(28歳・男性)


7位:有料チャンネルのテスト視聴を必死に見る(3,919票)

・30秒くらいは無料視聴できるところが多い(28歳・男性)
・一瞬映しては消し、そろそろいい場面かなと思ったらもう一回つけ……(28歳・男性)
・無料視聴が1分以上あるビジホは有能。1分あれば余裕で勝負を決められる(28歳・男性)


6位:声出しオ●ニー(4,277票)

・家族がいると絶対にできないので(28歳・男性)
・「あひぃっ、ダメッ!声でちゃうよぉ!隣の部屋に聞こえちゃうよぉ!」(28歳・男性)
・「恥ずかしがるなよ。かわいい声だぜ……みんなに聞かせてあげなよ」(28歳・男性)


5位:ストーリー仕立ての長時間オ●ニー(5,419票)

・これも家では絶対にできない(28歳・男性)
・長く目を閉じ妄想にふけり数時間わが相棒を甘く撫で続ける快楽よ(28歳・男性)
・中学編から妄想し始めるんだけどだいたい成人式で巨乳委員長に再会してふたりきりで飲みに行って「じつはずっと好きだったんだよ」って言われたあたりで果てちゃう(28歳・男性)


4位:オ●ニーのタイムスケジュールを立てる(6,666票)

・社会人たるもの計画的な行動は必須(28歳・男性)
・いまが22時でチェックアウトが8時だから……睡眠挟んで4回はいけるな!(28歳・男性)
・亜鉛と飲むヨーグルトを買い込んで回復を早めるところまで含めてプランニングする(28歳・男性)


3位:有料チャンネルの番組表をくまなく見る(6,701票)

・番組名の文字情報だけだからこそ得られるエロスがある(28歳・男性)
・一覧性のある紙媒体は好みのジャンル以外のジャンルに触れるきっかけになる(28歳・男性)
・勢い余って番組表の文字列だけで果ててしまうこともしばしば(28歳・男性)


2位:有料チャンネルのカードを買いに行くとき「ジュース買いに来ただけですよ」「電話しに来ただけですよ」みたいな顔をする(8,913票)

・誰か通ってもごまかせるようにカモフラージュ用のジュースを先に買うのがデフォ(28歳・男性)
・人が来たらケータイを耳に当てて「あれっ、おっかしーなー。アイツまたつながんねぇなー」みたいな顔で首をかしげる(28歳・男性)
・来た人が同年代の男性だったらお互いになんとなく察してなんとも言えない温かい空気が生まれる(28歳・男性)


1位:ふと我に返り落ち込む(10,000票)

・なんで俺全裸なんだろう……(28歳・男性)
・なんで俺ちんちん痛くなるまでオ●ニーしてるんだろう……(28歳・男性)
・なんで俺飲みたくもないジュース買ってんだろう……(28歳・男性)
・なんで俺声出し長時間セルフフ●ラオ●ニーで腰ぶっ壊してフロントの人に湿布持ってきてもらってるんだろう……(28歳・男性)



 いかがだっただろうか。「あるある!」とうなずいた人も多いのでは?
 たまたまだと思うが、なぜかぼくも身に覚えのある経験ばかりだった。

 もし今後ビジネスホテルに泊まる機会があったら、ぜひ参考にしてほしい。



 2016年3月26日付の『「平均的ゲームファン」に聞く、スマホゲームの認知度と印象。』という記事が、Twitterや2ちゃんねるでそこそこ話題になった。Twitter上では多くRTされた結果、「平均的ゲームファン」がトレンドワードとして挙がったようだ。


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 平素、このブログの訪問者数は一日2,000人くらいなのだが、その日は20,000人を軽く超えた。いわゆる「バズる」ということの効果のほどを実感した次第である。


 しかし、ぼくはなにも「こんなにアクセスが集まったんだぜ、すごいだろ」ということが自慢したいわけではない。アクセス数なんて上には上がいくらでもいる。
 今回ぼくが報告したいのは、別のことだ。

 ぼくはこの記事をアップするとき、「これは我ながらそこそこおもしろいぞ。きっと誰かが取り上げてくれるんじゃないか」と予想・期待していた。
 だから、記事のなかにひとつだけ、ぜひ多くの人に伝えたいキーワード、この機会に流行らせたいフレーズを、さりげなく、しかしムリヤリねじこんだ。


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 そう。「激カワ行き遅れババア」である。
 聖夜の弓騎兵サラサに対するぼくのゆがんだ愛情が詰まりに詰まった素敵なニックネームである。


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 この試みは、ある程度の成功を収めた。
「激カワ行き遅れババアってなんや」
「激カワ行き遅れババアというパワーワード」
「言われてみればたしかに激カワ行き遅れババア」
といった反応を多数集め、サラサに興味を持つ人が増えてくれた。



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 この勢いに乗り、今年は「激カワ行き遅れババア」ぽっちゃりレッドヘアーの二本柱でアイギス流行語大賞を狙っていきたい。







 「日本のサグラダファミリア」の異名を持つ横浜駅。
 ある工事が終わりそうになれば別のどこかで工事が始まり、かれこれ数十年は工事が途絶えたことがないわけだが、それを逆手に取った画期的な取り組みが始まっている。


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 それが「仮囲い編集室」。
 工事の際に一時的に設置される塀、すなわち「仮囲い」を情報発信の場として活用しようという試みである。
 仮囲いに建設会社などの広告が入ることはよくあるが、デザイナーやライターががっつり入り込んでここまでの編集記事を作る、というのはおそらく史上初ではないだろうか。


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 『仮囲い編集室』はビル完成までの5年間、定期的に新しい号を発行(張り替え)し続けていく予定だ。
 首都圏で広告業・デザイン業に就いている人にとってはいまさらな紹介だったかもしれないが、それ以外の人たちも、ぜひ横浜駅に立ち寄った際には注目してほしい。




都道府県の持ちかた (ポプラ文庫)
バカリズム
ポプラ社
2012-06-05


 誰もがいちどは、「行ったことのある都道府県、いくつある?」という話題で雑談したことがあるだろう。

 しかし、その定義は意外と難しい。
 「行ったことがある」とは、どういうことを言うのか?

 通ったことがあるかどうか?ならば、新幹線や高速バス、飛行機に乗るだけでかなり数が稼げてしまう。
 宿泊したことがあるかどうか?ならば、早朝から深夜までの日帰り旅行はダメだと言うのか。 
 食事したことがあるかどうか?ならば、移動の合間にサービスエリアでファストフードを食べただけの場合は?
 仕事や観光の目的地にしたことがあるかどうか?ならば、経由地で印象深い経験をした場合はどうするのか。


 そこで、この問題を解決する画期的な指標をここに提案したい。


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 「行ったことのある都道府県の数」は、「うんこをしたことがある都道府県の数」で数えるべきである。

 念のため言っておくが、ぼくは大真面目である。
 うんこは、乗り物で通過しただけでは決して数を稼ぐことができない。
 うんこは、日帰り旅行でも可能性があるという点で宿泊の有無より精度が高い。
 うんこは、移動の合間にどこかに立ち寄ってしたり、あえて経由地でしたりする、というシチュエーションの場合、かなりせっぱつまった漏れそうな状況であることが多い。そんな極限状態でするうんこだから、その都道府県のことは間違いなく心に深く刻まれる。

 もっと言えば、うんことは人間の生命・健康維持のために不可欠な行為のひとつであり、現代人の日常生活においてもっとも恥辱にまみれた行為のひとつである。肉体的にも精神的にも重要な位置づけにある。
 さらに、うんこを出すということは、 その地に自分自身の一部を捧げるということである。すなわち、その地と同化する行為であると言っても過言ではない。

 ここまで説明すれば、もはや疑いの余地はないだろう。
 「行ったことのある都道府県の数」は、「うんこをしたことがある都道府県の数」で数えるべきである。


160404_2
白地図ぬりぬり 日本地図
http://n.freemap.jp/tp/Japan


 こちらに、都道府県をクリックでカンタンに塗りつぶせる便利なサイトがあるので、ぜひ行ったことのある都道府県=うんこをしたことがある都道府県茶色で塗りつぶしてみてほしい。
 これで、あなたの本当の旅の記録と人生の軌跡が明らかになるはずだ。


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 今回の定義にもとづく、ぼくの行ったことのある都道府県はこの通りである。
 広島出身だということもあってどうしても西寄りに集中してしまっており、北日本にはあまり行けていないことがわかる。
 日本中との同化をめざし、今後は北日本で重点的にうんこをしていきたい。


うんこ!
サトシン
文溪堂
2009-12




 Eテレ『おかあさんといっしょ』内の人形劇『ポコポッテイト』が、2016年3月31日に最終回を迎えた。

 この作品の事実上の主人公「ムテ吉」について、闇を感じさせる描写・設定が不自然に多いことは以前も書いた。

参考記事:『ポコポッテイト』ムテ吉が抱える深い闇。
http://gameboku.blog.jp/archives/51896100.html

 両親はすでに他界(またはムテ吉を捨てた)し、家庭は極端な貧困状態にあり、一般的な教育を受けることも叶わず、妖精のララパは母の愛を望む願望から生まれた幻で、唯一の同居家族とされる「ばーちゃん」もすでに死亡または動けない状態にある……
 と、考えられなくもない、ということで、一部の想像力豊かな視聴者の興味と不安を5年間にわたってかき立ててきたムテ吉だが、ついに最終回で、彼にとって、またわれわれ視聴者にとって非常に重要な転機が訪れた。

 なんと、ムテ吉の両親が「ぽていじま」に帰ってくるというのだ。

 朗報である。もしそれが本当なら、ムテ吉の闇はかなり払われることになる。
 たとえば、冒険家の両親が船で島に帰ってきて、再会を泣いて喜ぶムテ吉をやさしく抱擁し、その後は「ばーちゃん」を含む家族みんなで幸せに暮らしましたとさ……というエンディングならば、とても希望が持てる。ああ、ムテ吉、よかったね。さみしかっただろうけど、これからは安心だよ、となる。


 はたして、実際の最終回はどうだったのだろうか。
 ダイジェストで振り返ってみよう。
 
 
オープニング〜序盤

 両親が帰ってくるという知らせに喜び、はしゃぐムテ吉。それを見て、「本当によかったね!」と自分のことのように一緒に喜ぶミーニャとメーコブ。なんていい友達だ。
 ムテ吉は、「とーちゃんとかーちゃんを一番風呂に入れてやるんだいっ!」とはりきってお風呂掃除を始める。なんていい子なんだ。
 お風呂をピカピカにしたムテ吉は、はやる気持ちを抑えきれず、両親を迎えに行くために浜辺に向かって走り出す。ミーニャ、メーコブもそれを追う。


中盤

 浜辺に向かう道中で、島の住民たちに声をかけられるムテ吉。ムテ吉の両親が帰ってくるという知らせは島中に届いているらしく、みんな「ムテ吉、よかったね」と祝福してくれる。感謝の言葉を述べながら、ムテ吉たちはまた走る。
 しかし、島中がムテ吉の両親のひさびさの帰還とムテ吉の喜びようを知っているにも関わらず、ムテ吉のように浜辺へ迎えに行こうとする住民は誰もいない。


終盤〜エンディング

 浜辺にたどり着き、海を眺める3人。
 遠くのほうに、まだ豆粒程度のサイズだが小型船の姿が見えた。
 両親だと確信し、いっそう喜ぶムテ吉。祝福するミーニャとメーコブ。
 ここでテーマ曲が流れ始め、物語を総括するための主役3人の回想シーンが挿入される。いったんエンディングである。
 それが終わると、ふたたび場面は島の浜辺。
 遠くに見える船に向かって手を振る3人と、なぜかいっこうに近づいてこない船を映したまま、終了。




 「その後、船は島に着いて、ムテ吉は両親と感動の再会を果たしましたとさ」……と想像するのが、おそらくふつうだろう。そう考えるべきなのだろう。
 しかし、ムテ吉の深い闇を見てきたわれわれからすると、とてもポジティブには受け止めきれない部分がある最終回だった。

 なぜ、船は遠くに見えるだけでいっこうに島に近づいてこなかったのだろうか?
 なぜ、ぽていじまの住民は誰ひとりとしてムテ吉の両親を迎えに行こうとしなかったのか?
 
 もっとも悪い想像をするならば、じつは、あの船は両親など乗っていないダミー。両親が死んでいること(またはムテ吉を捨てていること)をムテ吉に悟らせず、むしろ健在であると思いこませ続けるために、住民たちは島ぐるみで芝居を打ったのではないだろうか。
 船は上陸せず、適当なタイミングでそのまま去り、ムテ吉には誰かが「急に大きなお宝の情報が入って、また行かないといけなくなっちゃったみたいだ」などと伝える。ムテ吉は残念がるだろうが、両親への愛と冒険家への憧れがあるから、きっと納得するだろう。
 そのシナリオがあるから、船は近づいてこないし住民は迎えに行かなかった。唯一、島の住民ではないため計画を知らず、ムテ吉の純粋な友達であるミーニャとメーコブだけが、ムテ吉の味方となり、ムテ吉と一緒に行動した。
 なんと皮肉な話だろうか。ある意味ものすごく教育的かもしれないが。


 もちろん、これは十中八九ただの考えすぎであり、一種の陰謀論みたいなものである、ということを念のため言っておく。
 現実的に考えれば、ラスト1話のためだけに両親の着ぐるみを作るような予算はないから船を映すだけで終わらせた、というような事情だっておそらくあるのだろう。
 
 ただ、すべての事実を悪い方向につなぎ合わせていったとき、こんな恐ろしい解釈もできてしまう……という話なのだ。どうか冗談半分に受け取ってほしい。というか冗談であってほしい。


 はたして、ムテ吉の闇は払われたと言えるのか、言えないのか。
 あなたはどんな感想を持っただろうか。